独自ドメイン───9日後。

前回このブログに独自ドメインを取得した旨を投稿した。

sizaemon.com


本来、独自ドメインにしてから少しずつ時間を重ねることで、検索優位になっていったりと効果が出るものらしいが、別の角度で早速小さな変化が起こったので紹介してみる。

それはずばり

突然の営業メールの増加



すごい。
今までブログを20年以上運営してきて、SEO対策(検索結果でWebサイトを上位に表示させ、アクセスを増やす施策)についての営業メールは数えた事はないが来ても年に1~2通だったと思う。
それが、この9日間で3通も来た。
まあもしかしたら、年に1~2通は来るのでたまたまこの短い期間に営業が集中したという偶然なのかもしれないが。
上記はそのうちの1通だ。

正直笑ってしまった。
いや、気持ちは分かる。
営業というのは、とにかく相手に刺さりそうな導入を考え続ける仕事なのだろう。
しかし、20年以上ゲームやインターネットを擦り続けてきた身としては、

「ChatGPTとGeminiに『網走市 農産物直売所 おすすめ』と10回質問し――」

の時点で、なんというか、令和のインターネットを感じる。
2026年っぽすぎる。
そして何より、送る相手を完全に間違えている点である。
このブログはゲームと雑記を取り扱う「へたれゲーム貴族」であり、断じて網走市の農産物直売所ではない。

おそらく営業テンプレートの置換に失敗しているのだろう。
いや、もしかしたら僕のブログがAIに「農産物直売所」として認識されている可能性もゼロではない。最近書いた「エルミナージュ」のことをロマネスコみたいな新野菜と勘違いしているのかもしれない。もしそうなら、20年以上ゲームの話を書き続けた結果が、野菜という事になる。
悲しい。

とはいえ、こういうメールが増えたという事自体は、独自ドメイン化によって「個人ブログ」から「何らかのWebサイト」として認識され始めたのかな、という妙な実感がある。

今までは、はてなブログの海に浮かぶ小舟みたいな感覚だった。
それが独自ドメインを取得した途端、突然「運営者様」「ご担当者様」と呼ばれ始める。不思議なものだ。もちろん、現実としては相変わらず中身はゲームの話と人生のノイズを書き散らかしているだけなのだが、インターネットのシステム側から見ると「独自ドメインを持っているサイト」というだけで、少し違う存在に見えるのかもしれない。

あと地味に面白かったのが、営業メールの文章から漂う、AI時代のSEO業界の戸惑いである。
昔は「Google検索で上位表示!」だったものが、
今は「ChatGPTに紹介されるようにします!」になっている。

つまりSEOだけではなく、「AIに引用されるための最適化」みたいなものが、既に始まっているのだろう。

インターネットは本当に変わった。
昔は個人サイトの日記にキリ番踏み逃げ禁止!とか書いていた世界なのに、
今ではAIに網走市の農産物直売所と誤認されながら営業メールが届くのである。

2026年のインターネットは、想像と違った世界で少し奇妙で、少し面白い。